日本でも、イブとして有名な痛み止めイブプロフェン。

痛みによわ〜いカナダ人にとって痛み止めは、絶対必要なもの!
っということで、どんな強さのイブプロフェンが売られているかについて説明していきたいと思います。
このお薬もタイレノールと同じで、カナダで売られているのは、日本より何倍も強いです。笑
1)カナダで売られているイブプロフェンの強さ
カナダの市販薬では、2種類の強さのイブプロフェンがメジャーです。
Ibuprofen regular strength 200mg

飲み方)1回1錠 4時間おき または 1回2錠 6〜8時間おき 1日6錠まで
Ibuprofen extra strength 400mg

飲み方)1回1錠 6〜8時間おき 1日3錠まで
あと、結構勘違いされる方がおおいので!


アドビル(Advil)とモートリン(Motrin)、名前が全然違うので一見ちがう薬のように思えるのですが、
実は!
同じ薬です。成分はイブプロフェンです。
2)1日に飲んでもいいイブプロフェンの量(カナダ)
これまたびっくりな量なのですが、
カナダでは処方箋でイブプロフェン600mgがあります。

私痛み止めの愛用者ですが、それでも600mgと聞くと、うーーん胃がいたくなりそう。と思ってしまいます。でも結構頻繁にこの600mgの処方箋がくるので、みんな大丈夫なんでしょう。
よく見る処方箋だと、
Ibuprofen 600mg 1 tab TID prn for pain
と書かれています。つまり
Take 1 tab three times a day as needed for pain.(1回1錠 痛みのある時に1日3回服用)ということになります。
ちなみにカナダのイブプロフェンの飲み方は、
200mg to 800mg TID to QID (MAX 2.4 to 3.2G)
1回200〜800mg 1日3〜4回(最大量 2.4 to 3.2G/日)とかなりありえない量を服用していいことになっています。
私 3.2Gもイブプロフェン1日に服用したら胃痛でノックダウンされると思うのですが。笑
3)日本で売られいるイブプロフェンの市販薬

日本では痛み止めといえば!イブが代表的です。テレビでもよく宣伝しているので、誰でも頭痛といえば、イブ?!って思いつくのでは?笑
ただイブと一言でいってもいろいろあるみたいですね。
薬の名前 | 有効成分(2錠中) |
---|---|
イブ | イブプロフェン 150mg |
イブA錠 | イブプロフェン 150mg アリルイソプロピルアセチル尿素 60mg 無水カフェイン 80mg |
イブクイック頭痛薬 | イブプロフェン 150mg アリルイソプロピルアセチル尿素 60mg 無水カフェイン 80mg 酸化マグネシウム 100mg |
イブA錠EX | イブプロフェン 200mg アリルイソプロピルアセチル尿素 60mg 無水カフェイン 80mg |
http://medicine-helper.net/archives/1491 参照
いざ日本で売られている痛み止めをみると、成分の含有量が少なすぎて、
びっびっくりです!たったの150mg?
これじゃー全く私の頭痛には効果ないかも。笑

ちなみに私、頭痛の時どういう風に薬を飲んでいるかというと(まねしないでくださいね)
イブプロフェン400mg飲んでとりあえず1時間まつ。それでもだめならタイレノール500mgを追加で飲む。それで1時間まって、まだだめならイププロフェンを飲んでみようかなという感じですね。
ただこれをするとお腹をこわしてしまうことがあります。
4)日本人が、カナダでイブプロフェンを買う場合どれがいい?
ということで、日本人の方がカナダでイブプロフェンを買う場合、
200mgのイブプロフェン(regular strength)を買われることをオススメします。効果がない時は、2錠飲んだりすることも可能なので、ぜひ弱めの方からためしてください。
5)イブプロフェンの効果?どういう時に飲むといい?
イブプロフェンは痛みや炎症、熱のあるときに飲むお薬です。
タイレノールは炎症を抑える効果がないのですが、イブプロフェンにはあるので、筋肉痛、歯痛にはイブプロフェンの方が効果があります。あと頭痛、生理痛もイブプロフェンのほうが効果があります。
イブプロフェンは副作用として胃をあらしてしまうので、空腹時にはのまないでください。食後に薬を飲んでください。
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