Walk In Clinic とは。

カナダの薬局で働いていてたまに聞かれるのが、風邪を引いたのですがどこにいったら先生にみてもらえますか？

とか

ここ（薬局）にお医者さんはいますか？という質問です。

異国だと医療システムも違うのでわからないことだらけですよね。私は未だにカナダの病院に行くとドキドキします。私のいいたいことわかってもらえるかな〜と心配になってしまうのと、言われてること理解できるかな・・・という心配で。ドキドキ、ドキドキです

緊張で、高血圧になりそうです。笑

日本から観光や留学でカナダにきていて、かかりつけの病院のない方が、風邪をひいたりちょっとした怪我をした時にいくのが

Walk In Clinicです。

日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、仕事帰りなどにふらっとたちよる駅前の診療所みたいな感覚のところです。

１）Walk In Clinic について

Walk In Clinicって何？と思われるかもしれませんが、

予約なしでお医者さんに診療してもらえる診療所のことをカナダではWalk In Clinicといいます。

風邪やちょっとした怪我などで病院の先生にみてほしい場合はWalk in Clinic に行きます。簡単な応急処置をしたり処方箋などをだしてくれます。

ただ大きな怪我や重症の場合は、ここでは対応できず大きな病院に行くように指示されます。かかりつけの病院などがない、外国からの一時滞在者の方やかかりつけの病院の予約がすぐにとれなかったカナダ人などが診察を受けに来ます。

ここカナダでは医者不足のため、かかりつけのドクターを見つけるのが大変難しいです。

１）予約は必要？

基本的に予約は必要はありませんが、いきなり行っても患者さんの数が多すぎたりなどして断られる場合もあるので、行く前に電話をして、いまから行っても大丈夫かを聞いたほうがいいかもしれません。

診療時間はあくまでカナダでは目安であって、早めに患者さんの受け入れを打ち切ったりいきなり臨時定休日にしたりなどははよくあります。他にも、今日はすごく忙しいからもう患者さんはとりません。何てことは日常的です。日本だと診療時間内に入ると診察してもらえますが、カナダでは診療時間内に患者さんを見終わるというスタンスなので、待っている患者さんが多い場合は診療時間終了の２時間前に患者さんの受け入れを打ち切ったりもします。

なのでWalk in Clinicにはできるだけ早い時間に行くほうがいいですね。笑

日本の常識は残念ながら海外では通用しないので・・・

あと待ち時間も覚悟していったほうがいいです。普通に２時間待ちなんてこともあります。