Day off 出勤

カナダの薬剤師はシフトで働いていることが多い。 ということで休日は不定期です。今日は私にとっての休日(day off)ということで 友達とランチにいこうとしていると cell1

電話が。。。。電話の相手の名前をみると。うん?なんと薬局のオーナーでは ここカナダでは仕事の時間外に電話がかかってくることはほぼありません。 日本だと時間外だろうが、休日だろうが当たり前のように電話がかかってきてましたが、ここカナダではそれはかなり非常識にあたります。 一瞬。。。。。。なにか間違ったかな。大きなミスしたのかな。とドキドキ。(これかなりの薬剤師の本音だと思います) 電話にでると

私)Hello!

オーナー)Hi! Sorry to bother you …..Can you do me a favour?

いやーな予感。

オーナー)My flight was delayed  and I can not go back to vancouver on time so can you work few hours today? I can not find any other pharmacists。 I will come back as soon as possible.

そうなのです。うちのオーナーは昼過ぎから仕事のはずなのに、まだ隣の島にいるのです。そして飛行機が遅れていて仕事に間に合わないかもと仰せなのです。っていうか仕事のあるその日まで隣の島にいるなんて・・・さすがです。 かなり仕事に行くのが嫌で。無言。。。

私)If you really can not make it on time, I will work few hours for you. Please update me

オーナー)Thanks and I will update you later.

そしてもちろんオーナーは仕事に間に合わず、私は休日出勤をすることに がっくり。です まあ今の薬局で3年以上働いていますが初めてなのでしょうがないですが。 dayoff1 仕事が休みの日のことをDay Off と言います。

こうして私のお休みは飛んで行ってしまったのです。笑 ヒュ〜ルル カナダの薬剤師の人件費は高いのでどこの薬局も最低限の常勤とパートの人しかおいていません。私の薬局は週7日開いているにもかかわらず常勤3人、パート1人。ということで一人が体調不良になると回らないような環境です。

あとカナダは長期休暇をばんばんとる国なので、誰かが休みを取るときはそのときだけカバーしてくれる薬剤師をやといます。ある意味効率的だと思うのですが、不測の事態がおこると悲劇だったりもします。 日本だと処方箋枚数あたりにおかないといけない薬剤師の数がありますがカナダにはそういう法律がありません。そういう法律があるといいなと思う反面、そうなると給料も下がるのでは?なんて・・・・それはそれで微妙。

(薬剤師の員数規定) 1日あたりの処方せん処理枚数40枚に1人だが、眼科、耳鼻咽喉科、歯科の処方せんはそれぞれの枚数に2/3を掛けた枚数で員数を出していいことになっている。これらの診療科は複雑な処方せんがないため。

薬剤師一人あたりの処方箋枚数参考資料

ちなみに私が1日8時間で処理している処方箋は、50〜130枚です。100枚を越えたあたりからテンションが上がって脳みそがとけてしまいそうな感じがしてくるので、安全性を考えると、一人で監査していい処方箋の枚数は国によってある程度規制されたほうがいいような気はします。(1調剤を1枚とここカナダでは数えます)    

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