カナダの薬局で薬剤師として働いていてもっとも聞くのは、
患者さん)Can i get a refill ? (薬の)リフィール(補充)ください。
というフレーズです!
今なら、何の疑いもなく、あっ薬欲しいんだな。っとすぐ思いつき、そのまま
薬剤師)Which medication are you looking for? どのお薬がいりますか?
というふうに話は続いていきます。

1)薬のリフィルとは?
リフィル処方箋とは、処方箋1枚で繰り返し薬局で薬を受け取ることができる処方箋のことです。
例えば、Drが高血圧の薬(ラミプリル5mg)を1年分処方するとします
処方箋 Ramipril 5mg
1 tab once a day x 1 year
患者さんは、国の保険やプライベートの保険があるため基本的には薬局で1回につき3ヶ月分まで薬を買うことができます。ということは
1年分の処方箋が薬局にあるので、まだ9ヶ月分の薬をDrの診察を受けずにもらうことができるのです。ということで3ヶ月後に、薬局に戻って来て(電話も可能)
Can I get a refill? 薬の補充(リフィール)くださいといってくるわけです。
一回あたりにどれだけのお薬をもらうかは患者さん次第です。ただ保険会社のしばりで最大3ヶ月となってることが多いので、ほとんどの患者さんが3ヶ月分ください!といってきます。
2)リフィルシステムを知らずに、恥ずかしい思い。
薬局で働いて初めてアシスタントとして電話に出たとき、

私)Good Morning! xx Pharmacy assistant speaking . How can I help you?
おはようございます。x x 薬局 アシスタントです 今日はどうされましたか?
患者さん)Can I get a refill ?
薬のリフィルください。となりました。
すでに、英語で電話にでてるというだけで、手に汗握る状態だったので、Refill といわれた時点で
REFILL ?は〜い??なんのことですか?となり頭のなかは????でいっぱいになり
リフィールシステムをしらない、お間抜けな頭でだした答えは、
私)Do you mean coffee?? コーヒーのおかわりですか?
というありえない返事をしたのでした。(コーヒーなどのリフィルはレストランでもよく耳にするので一応知っていたらしい) この答え、かなり精一杯しぼりだした答えなんですけどね〜
となりにいた薬剤師のびっくりした顔を未だにわすれられません。これぞ穴があったらはいりたい!というやつですね。

知らないって本当に怖いです。
そのとき一緒に働いていた薬剤師さんが、コーヒーと一緒で薬もリフィルできるんだよ。と教えてくれたのですが、心の中では外国人 こわーーーと思っていたかもですね。というより絶対怖〜って思ったはずです。
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