目薬の処方箋の読み方とDrへの問い合わせ方法

目薬(eye drop)の処方箋の読み方とラベルの書き方について説明したいと思います。

目薬で使われる用語は基本的に少ないのであまり難しくはないのですが、聞いたこともないような目薬を処方する先生がいるのが悩みの種です。

むかーしむかーしの薬を処方される先生がいたり、点耳薬を点眼薬だと思っている先生がいたり。確かに専門外だから間違う気持ちもわかるのですが・・・・書く前に、ちょこっと調べよう?なんて思わないのですかね〜 

自信満々に点耳薬を点眼薬と書かれても。こっちは電話しにくいのですが 笑

 聞きづらいよーーー電話しにくーい なんて切り出そう。。

私)I am calling from xx pharmacy regarding Mike’s prescription. You wanted to prescribe eye drops for him, correct? But the one you prescribed is for ear drops. Can you prescribe eye drops for him, please?

xx薬局からあなたの患者さんマイクの処方箋について電話しているのですが。点眼薬を処方したいのですよね?あたたが処方されたお薬は点耳薬なので、目薬を処方してもらっていいですか?

Dr)Oh, can you recommend eye drops?

私)How about this?

ほとんどのDrがじゃあ何がいい?と聞いてくるので、電話をする前に何を処方するのがいいかな〜というリサーチもしておきます。でないと 何がいい?って聞かれた時に

あたふたするはめになるので。笑      ohmy!

 

あといつの時代の目薬ですか??っていうのも聞きづらかったりします。薬剤師になって6年プラス試験勉強していたのをいれると8〜9年。その間に聞いたことのない目薬っていったいいつのですか??笑

1)目薬の処方箋でよく使われる用語

ou :each eye or both eyes

ol or os : left eye

od : right eye 

gtt or gtt. : drop drops

が目薬の処方箋でよくみかける用語です。

 

2)目薬のラベルのうちこみかた

cipralex1tobradex1目薬の一例です。

 

処方箋 1)1−2 gtt qd  tid prn

とかかれていたら、ラベルの打ち込みには

Instill 1 to 2 drops into the right eye three times a day as needed.

とします。

処方箋 2)   1-2 gtt ou qid x 7d

とかかれていたら、ラベルには

instill 1 to 2 drops each eye four times a day for 7 days.

とうちこみます。

処方箋 3)  1 gtt tid 

とかかれていたら、ラベルには

instill 1 drop into the affected eye(s) three times a day .

とうちこみます。

そうなのです!!どっちの目に目薬をさすかの指示がないので、薬剤師としてもどちらの目に患者さんが目薬を使わないといけないかわからない。

ということで!

しかたなく affected eye(s)とかくことになるのです。まあ患者さんもどっちの目が調子悪いかくらいはわかっているので、カウンセリングの時に、どちらの目ですか?と聞くとほとんどの患者さんが右目ですとか両目ですとか答えてくれるのであまり大きな問題にはならないのですが、カナダのお医者さんの処方箋はかなりいい加減なことが多かったりします。

このいい加減さに慣れないと結構仕事していくのがつらかったしします 笑

目薬の説明の仕方へリンク

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