ではでは、薬剤免許をカナダで習得するのにどれくらいかかるかの続きをしたいと思います。
まだ息切れしてないですか???笑
Evaluation Examに受かるとついに、州の管轄のプロセスも開始です!!
州の管轄のプロセス

Register as an applicant with the college of Pharmacist of BC(私はBC州滞在なのでBCです)
BC州の薬剤師登録をする。
college of pharmacists of BC 薬剤師登録へのリンク
ここで注意しないといけないことは、薬剤師登録をすると薬剤師会からあなたは海外の薬学部を卒業した薬剤師として登録されました。みたいな書類が届きます。そこでじっくり目を通さなければならないのが、
You have up to 3 years to become eligible for licensure as a pharmacist in BC,
そうなのです!!ここでもまたまた時間制限です!州の薬剤師会に登録をするとそれから3年以内にすべてのプロセスを完了しないといけないのです。これが結構かつかつだったりします。笑
すべてのプロセスとは、
- 英語の試験
- 法律の試験
- インターン(500時間)
- MCQ
- OSCE
なので、登録をする前に
英語の試験(TOEFL,TSE or MELAB or IELTS)は終わっていた方がいいですね。
English Language Proficiency Assessmentへのリンク
私はインターンをする前に英語の試験をパスしないといけないということで、冷や汗をかきました。英語はいきなりレベルアップなんてことはないので、少しづつ勉強していくのが精神衛生上いいと思います。あと英語はできればできるほど、薬剤師になった時にいいと思います。
英語のできない薬剤師なんて、患者さんから嫌味いわれまくりですし、信用されません。(←私の体験談です。)

現在のシステムだと、
UBCの CP3プログラム(約6ヶ月コース)を終了することが義務付けられています。
このプログラムに入るためには英語の試験をパスしている必要があるので、私のようにインターンシップ前に英語の試験であせるということはないと思います。
ということで、薬剤師登録する前には英語の試験はパスしてCP3の状況確認した方がいいかもしれませんね。CP3のコースがいっぱいで、6ヶ月以上待たないといけないということもあるようです。待っている間も3年にカウントされてしまうので、申し込む少し前に薬剤師登録はした方がいいのでは?!と思うのですが・・・ただ結構早めに申し込まないとクラスがいっぱいになったりもするので、タイミングが難しそうですね〜
CP3に入れば、6ヶ月コース(インターン完了、法律の試験完了)を終えて、そのあと国の管轄のMCQとOSCEを受けて終わり!ということになると思います。CP3ではMCQとOSCEの対策もしてくれるので、うまくいけば、CP3のコースに入ってから1年くらいで薬剤師になれたりします。私はこのコースには入らなかったのですが(必須ではなかったので)、カナダでの薬剤師の仕事の仕方をいろいろ教えてくれるみたいなので、とてもいいコースだと思います。
私は本当にいろいろなことを知らないまま、現場にぽいっと放り込まれたのでかなり悲惨な思いをしました。笑 今思えば、いや〜あの知識でよく働いてたなっ!と思います。その分、嫌な思いもたくさんしたので、このコースは外国人薬剤師にとっては、すごくいいコースだと思います。
ただ英語が母国語でないとどうしてもOSCE(口頭試験)が難しく、何回か受けなくてはならないということにもなったりします。1年に2回しか試験がないのであっという間に3年たってしまうので、期間にはくれぐれもご注意を!
すべての試験がおわれば、あとは薬剤師の本登録をして終わりです!!

おつかれさまでした!ということになります。
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