北米ではSorry と簡単に言ってはいけない。

カナダの薬局で働いていて、カナダらしいな。と思う患者さんがやってきました。

初めてここの薬局に来た患者さんです。

患者さん)Hi

アシスタント)How can I help you?

とここまではいつも通りだったのですが・・・・・・

患者さん)I need insulin but I do not have any money. So can I pay later?

インシュリンが必要なんだけどお金いまないのであとで払うってことでもいいですか?

アシスタント)………….We can not dispense any medication without payment.

お支払いなしではお薬だすことはできません。(←あたりまえですよね?!)

薬局のオーナーの方針で薬の前だしは基本的にしないことになってます。それに初めての患者さんに、あとでお金払いにくるので、お薬先にくださいといわれても信用できないですよね。残念ながら・・・

するとここで

患者さん)Another pharmacy gave me insulin and I paid later. You do not care my health?

他の薬局はインシュリンの代金あとで支払うってことでだしてくれたし、ここの薬局は僕の健康のことはどうでもいいの?

き、きたよ〜  woow

わかのわからない屁理屈が。はあ〜。日本人的には、え?こんなこと普通言いますか?って思うと思いますが、ここカナダではけっこうこの手のことをいってくる患者さんがいます。とりあえずいってみる!もしかしたら相手が押しに弱いかもということで、押し押し作戦でくるのです。

私)Why do not you go back to the pharmacy that gave you insulin last time?

あっじゃあ前回インシュリンもらわれたところにいったらどうですか?

患者さん)It is too far…. I do not have time

遠いし時間もないし。

こんな感じのやりとりが永遠に続いてしまうので、こういう時ははっきりできません!と強くいって、決してあやまってはいけないのです。

絶対応じませんとドーーーンとかまえると、相手も諦めてくれます。笑(←これは、カナダで長く働いて身につけた技術です)

♦ SORRYは簡単にいってはいけない言葉。

日本だと、

大変申し訳ありません、という言葉をよく使いますが

ここ北米では申し訳ありませんは本当にこちらのミスでないと使ってはいけないのです。

口をすべらしてSORRY なんていってしまえば、さっきSORRYっていっただろ!と言われてしまうのです。

なので、自分が悪いと思った時以外はぜーーったいに言わないように常に気をつけています。ついつい、日本人的にいってしまいそうになる時があるのですが、そこはぐっとがまんです。笑

これも文化習慣のちがいですね。

reject1

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