予防接種で薬剤師はくたくた。

久しぶりの更新になります。

なぜなら!インフルエンザの予防接種業務が通常業務の上に重くのしかかり、

まさに、

くたくた よれよれ

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になっていたのです。笑 家に帰るなりソファーと一体化していました。

これ、私だけでなく全ての薬剤師が経験していることだとおもいますというか、思いたいです。笑

インフルエンザの予防接種業務

なぜ、こーんなにクタクタになるかというと、

ひとことで予防接種といっても、

1)患者さんに書類を書いてもらいその書類を確認

2)予防接種料金を患者さんが負担するかしないかなどを確認

3)処方箋として予防接種の情報をうちこむ

4)予防接種の準備をして

5)副作用の説明などをしたり、アレルギーの確認などをしたあと予防接種をする。

というように

たかが予防接種、されど予防接種。思いのほか、一人一人に時間が取られたりするのです。

その上、さあいざ準備万端で打とうと思うと、

患者さんが咳をしているでは?!

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書類の

Are you sick today?今日、 調子悪いですか?

にはしっかりNO!とかかれているのに

まさに なぜ????っと叫びたくなります。

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よーく話を聞いてみると風邪のひき始めみたいなんです〜なんてことは日常的。

それなら先にいってよ!!!

とおもいながら風邪をひきかけているようならば、治ってからまた来てください。

とほほ。ということに

予防接種の準備とは?

予防接種のワクチンには2種類のタイプがあります

患者さん一人用にすでに準備されているタイプ(pre syringe type)と数十人分の量が入っているタイプ(multi-dose  type)

です。

個人的には、準備が楽ちんなpre syringe typeが私は好きですね。基本めんどくさがりなので、とにかく楽なものが大好きなのです。

1)Pre syringe type

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基本的には、針をシリンジの上につけて空気を抜くだけで準備完了です。

ただたまに空気がうまく抜けない時があり、その時は空気を抜くのに一苦労します。ガラスの部分が分厚いため?なのか、空気を抜くためにコンコンたたいても、ぜーーんぜん空気が抜けないのです。これ本当にいらっとします。そして指が痛くなります!笑

なんども扱っているうちにどうやったら空気がうまく抜けるかというコツがわかるので今はあまり悩まされませんが、はじめのうちはな〜んんで!!??空気がぬけないの!!!ってことであたふたしてました。時間がない時はよりあせります!

ohmy!

2)Multi-dose vial

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これは多少の準備が必要です。

1.まず針付きのシリンジの準備をします。左側のシリンジです。(ここで私たちの薬局では安全キャップ付きの針に針の部分のみ変更します。これは右側の針です。ピンクのカバーが針刺し防止用のキャップになります)

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この針刺し防止用の針は本当に使いやすいです。使ったあと、誤って針が刺さらないようにキャップをつけるのですが、針の近くを触ることなく針にカバーができて初めて使った時は、お〜すごい!!っと感動ものです。お値段が高いらしいですが、うちの薬局のオーナーは針刺し事故を起こしたくない!ということで高い針を買ってくれます。これにはやった〜って感じです。

2. シリンジに0.5ML空気を入れます

3.Vial の上部をアルコールで拭きます

4.Vial に針を差し込み、0.5ML空気を入れそのあと0.5MLワクチンをとります(空気をきちんと抜きます)

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5.針をvial から抜き、準備完了となります。

というような感じですこ〜し面倒なのがこちらのタイプのワクチンですね。

 

 

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