カナダの薬剤師/薬学生の使っている本(市販薬2)

前回説明したPatient Self Careについてもう少し説明をします。この本を売ろうとしてるみたいなんですが、全然そんな気はないのです。 ただ久しぶりにこの記事を書くために読みかえしてみると、やっぱりこの本わかりやくていいな〜っと思ったので、もし英語で書かれているのが苦でなければ読んでみてください。笑 reference  

日本にもこういう本があれば患者さんに市販薬の説明をするとき便利なのに。はは!

今、下痢(diarrhea)の章を読んでいるのですが 下痢の患者さんが来た場合       1)Check any red flag (38.5度以上の熱があるか 出血性の下痢または下痢が黒いか 脱水症状があるか)を確認する。                       ある場合→医者にいくよう勧める                         2)ない場合→48時間以上下痢が続いているか                  48時間以上の場合→病院                            3)48時間未満の場合→患者さんが子供かを確認                6ヶ月未満、4〜6時間以上下痢→病院                      それ以外の子供の場合→市販薬。またはどうしたらいいか、どういう場合病院にいくかを説明                                      大人の場合→腹部に強い痛みがあるか?頻回な嘔吐があるか?口から水分補給ができるか、1日に6回以上の下痢か?を確認                       上記に当てはまる場合→病院                           当てはまらない場合→市販薬またはどうしたらいいか。

どういう場合病院にいくかの説明 と下痢のアセスメントの仕方が書かれていてとても実用的なのです。カナダで薬剤師として仕事をしていて思うのが、患者さんからの質問がものすごーく多いってことです。とりあえず薬局に行ってどうしたらいいか聞こう!って患者さんが思うので薬剤師教育もそこにすごく重点がおかれてます。

なのでたまにえ??そっそんなことまで私に聞く?ってことまで聞いてきます。頼られてるのはわかるのですが 返答に 。。。。。。です。 

え?どんな質問かって? そのうち言いますね〜 笑

国が違えば、求められる薬剤師もちがいますね〜 もし日本にもオススメの本があれば是非おしえてください!

 medication question      

2 件のコメント

  • カナダの薬剤師になりたいと思っていましたがわからないことが多く困っていました。参考書もわかって感謝の気持ちでいっぱいです。このブログに出会えて良かったです。

    • 長い間ブログをお休みしてたので返信がおそくなって申し訳ありません。少しでもお役に立てたみたいで嬉しいです。
      いろいろ大変だと思いますががんばってください!

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