カナダの薬局のなかの人員構成。

カナダの薬局で働きだした当初

かなりびっくりしたのが、薬剤師の人数の少なさです。

日本だと、薬局に行くとたくさんの薬剤師さんが働いていますよね〜

私が働いていた薬局も基本的に2〜3人の薬剤師と医療事務の方という感じでした。

今、思うと、こんなにたくさんの薬剤師の方と一緒に仕事できるなんて、あるいみ天国です!!笑

ここカナダでは、ひとり薬剤師が基本です。

ということで、

相談したいときに相談できる人がいない!これ結構精神的にしんどいときもあります。

 うーーん。どうしようかな〜。って悩むときもあります!

カナダの薬剤師の仕事量は、結構多いです。

カナダの薬局は日本と違い処方箋あたりに何人の薬剤師が必要というしばりがありません。

日本は65枚/人でしたでしょうか?

国家試験を受けたのが昔すぎてはっきり覚えていませんが・・・

ということは薬局に一日65枚以上の処方箋がくる場合最低2人の薬剤師が日本では必要。

カナダだと確実に1人の薬剤師の仕事量。なので薬局はかなり忙しかったりします。

というより、本当に忙しいです。笑

以前働いていた薬局は大体200〜300枚の処方箋をひとりの薬剤師が監査していくというシステム。

 薬剤師(白衣をきている)1人 プラス、3人のテクニシャンまたはアシスタント。

で、仕事を回していました。

仕事を効率良く回すために、

  • 処方箋を受け取るところに ひとりのアシスタント
  • 調剤カウンターに調剤と電話対応するため ひとりのアシスタント
  • 薬をだすカウンターに ひとりのアシスタント
  • 一歩下がったカウンターで薬剤師という配置でした。

 

電話はすべてアシスタントがとり、必要な電話のみ薬剤師のほうに回す

そして薬も説明の必要なものだけ薬剤師が説明していく・・・

というかたちですごく効率良く回るようになってました。

打ち込みの間違いなどがある場合は、これ違うよ!というと

アシスタントが処方箋一式を取りに来て、打ち込み直しと調剤のやり直しをする。

薬剤師は打ち込みの訂正などする時間もないので、とにかくカウンセリングと監査を!

という 徹底ぶりでした、笑

 

カナダの薬局の中の人員配置

ということで、薬局の中には思ったより薬剤師がいない!

というお話をしたのですが・・・

薬剤師以外どういうひとがいるかというと!?!?

  • アシスタント
  • テクニシャン
  • 実習生

薬局の中でたくさんのひとが働いているように見えるかもしれませんが、

意外と、薬学部の実習生2人、テクニシャンの実習生1人がいたりして

戦力となる人が少なかったりします。笑

患者さん)なんで5人も6人もいるのにそんなに時間がかかるの?

私)ここにいる3人実習生で、実質今、仕事できるのは、私とアシスタントひとりだけだから、待ち時間30分なのよ〜

患者さん)あなたも、大変ね〜。じゃあコーヒー飲んでくるわ。

なんていう会話、結構薬局ではします。笑

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です