カナダの薬局で働いていて、特にこの時期たくさんの花粉症の患者さんから、薬を買いたいのですが・・・と相談されます。
すぐにこの花粉症の症状をなおしてくれるお薬はありますか?という質問をされるのですが、すでに体がアレルギー反応を起こしてしまっているので、たとえお薬をのんでも過ぐには効果がでにくいのです。と説明するとすごくがっかりされます。
私も花粉症なのでその気持ちは痛いほどわかりますが・・・・なので花粉症の対策としては予防がとても大切になります。
1)花粉症の対策の仕方の英語での説明の仕方
カナダにもたくさんの花粉症の患者さんがいるはずなのですが、マスクをしている方がすごく少ないのが不思議です。日本だと花粉の季節は、電車の中のほとんどの方がマスクをしていて、すこーし異様な感じですよね。それに花粉症用のメガネがあったりなどなど、カナダと比べると本当にいたれりつくせりの花粉症用グッズがありますよね!そういう私も、マスクしてないですが・・・笑。
患者さんにどうしたら花粉症の症状が減らせるかは以下のように説明しています。
Keep windows and doors closed.
窓やドアを閉めてください
Shower or bathe after outdoor activity to remove pollen from hair and skin.
外から帰って来たら、シャワーを浴びたりお風呂に入って花粉を取り除いてください。
Allergy medication are more effective when take before allergen exposure.
アレルギーのお薬は花粉が飛び始める前にのんだ方が効果がでます。
これは今薬をのんでもすぐに聞きませんよーと暗にいっているのですが、このあとに薬をのんでも数日は症状があまり改善しないかもしれません。と、とどめの一言を付け加えます。説明しておかないと、次の日に薬が効かないと患者さんが戻ってきてしまうので・・・
1)花粉症のお薬の種類
経口薬
鼻腔用スプレーNasal Spray
目薬 eye drops
などがあります。詳しい説明は次回にしたいと思います。
最近のコメント