私の経験談の続きです。久しぶりに、書類などをだしてきて、読み返しているだけで
昔のことを思い出します。
だいぶん時間がたっているのでいろいろなことを忘れてしまっていたのですが、
あ〜 あったあった!こんなこと

って思い出しました。
州の管轄のプロセス
Document Evaluation とEvaluation Exam に合格したあと、
2007年11月末 BCの薬剤師会に登録
2008年6月 Jurisprudence Exam (法律の試験)の合格
2008年10月 Complete the English Language Proficiency requirement (英語の試験完了)
英語の試験ですが、この試験にパスしないと、インターンシップができないということで、結構ばたばたと試験を受けました。
- 2008年8月 9日
- 2008年8月30日
- 2008年9月13日
IELTSを受けたのですが、試験の結果が来る前に次を受けたりという感じで(結果を待ってられなかったため)これまたお金の無駄遣いをしてしまったので、英語の試験は早めに受けた方いいですね。笑 IELTS が一番、BCの薬剤師会の求めているレベルをクリアーしやすいテストだと私的には思います。
2008年10月 インターンシップを申し込む
英語の試験パスしたらいなや、すぐ申し込みました。
2008年11月 インターンシップ先決定

インターン先は薬剤師会が決めてくれる?なんて思われる方もいると思いますが、実はカナダ、やはり甘くないですね。なーんと、自分で薬局に履歴書を持って行って、自分で探すという無茶ぶりです。自分で履歴書作っていろいろな薬局を回りました。笑
私は運良く数件回って決まったのですが、これもまた運ですよね!
2008年12月〜2009年2月末 インターンシップ
このインターンシップは、かなり地獄でした。詳細はまたの機会にお話ししますね。課題がたくさんあるのと、人生で初、英語でしかも薬局で働く。大変だと予想していましたが、予想以上に大変でした。英語ができて当然。の環境で働くことの難しさを痛感。
患者さんの名前と電話番号などの数字にかなり苦労。笑
あと一番苦労したのが、文化の違い、考え方の違いです。
日本だと実習生がきたら手取り足とり学生さんを指導しますよね。実習生も、学生やし、できなくて当然?!的な態度だと思うのですが、ここ北米の実習は、まったくちがいます!この実習終わったら薬剤師でしょ?できて当然、というスタンスです。そこに何もしらない外国人の私がいくと、なんでそんなこともできないの!?となんども言われるはめに。本当に生き地獄を味わいました。今思い出したら、いやー本当迷惑な実習生だな。っと思います。今働いているところに、私みたいな役にたたない学生がきたら、怒り狂ってしまうと・・・。詳しくはそのうちに・・・・

という感じで、インターン終了。終わった時は、やっと終わったー。の一言でした。
実際インターンシップをして思ったのは、期間(500時間)では、薬局のすべてを理解するには程遠く、これだけで薬剤師になってしまったらとてもではないけれど
薬剤師として使い物にならない・・・と思いました。
では、何をすればいいの?どうすればいいの?と思われる方は
カナダで薬剤師になる前に絶対にしたほうがいいことへをのぞいてみてください!
カナダで薬剤師登録
結局一番最後まで足をひっぱたのがOSCE の試験でその試験に受かった2009年12月で一通りのプロセスが完了しました。
I am pleased to inform you that you passed OSCE . Your name will be recorded in the Register.
OSCEの試験に受かりました。あなたの番号XXXXです。という通知がきた時は、本当に
ひゃーーやったーーー!!

っていう気持ちでした。日本で国家試験に受かった時よりもうれしかったかもです。
このOSCEの試験に合格したあとにしたのが、
Submit Application for license as a new pharmacist 薬剤師登録です。
登録完了すると、カナダで薬剤師です!と堂々と言えるようになります!!
ということで、私がカナダで薬剤師になるまでにかかった時間は、
2006年8月の書類の準備〜2009年12月末のOSCEの試験合格まで
約3年5ヶ月です。
うーーん、期間的に短い方なのか、長い方なのかはわかりませんが、私的にはすごーく長い3年と5ヶ月でした。とくに最後の1年が一番精神的にきつかったですね。
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